米加州の干ばつ、テキサスからアイオワ州の乾燥天候を示唆か

米カリフォルニア州と南米で今年、 干ばつの一因となった天候パターンが北半球の夏季に東方へ移動し、米 中部に影響を及ぼす可能性があるとの見方を、クライメート・インパク ト(マサチューセッツ州)の気象予報士が示した。

首席気象予報士のスコット・ヤクニス氏によると、アラスカ州と、 インドネシアに近い南太平洋南東部の高層に強い気圧の尾根があり、5 月から6月初めにかけて降雨量が平年を上回った後、6-8月にテキサ ス州からアイオワ州にかけての地域が干ばつのような状況になることを 示唆している。

ヤクニス氏によると、米北部の寒気と南部の暖気がぶつかり極端な 天候となる可能性がある。5月に気温が氷点下となればグレートプレー ンズ(中西部の大平原地帯)の小麦の生育が脅かされる見込み。6月の 降雨によりノースダコタ州からイリノイ州にかけての地域で土壌水分が 増えるものの、7月と8月が猛暑に見舞われた場合、穀物の生育への影 響が大きくなりそうだ。

米干ばつモニターのデータによれば、グレートプレーンズの約22% の地域が11日時点で中程度から極度の干ばつ、中西部の17%が干ばつの 状態にある。

原題:California Drought Signals Dry Summer for Texas-to-Iowa Crops(抜粋)

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