プジョー増資、「選択肢の安売り」との声も-意思決定難しく

欧州2位の自動車メーカー、仏プジ ョーシトロエン(PSA)が仏政府と中国の東風汽車からの出資を受け 入れることで合意したことは、株主構成の変化を意味し、意思決定が難 しくなるとアナリストらは指摘している。

プジョーはこの合意を18日の取締役会に諮る。合意の概要によれ ば、同社は30億ユーロ(約4200億円)を調達する。仏政府と東風、プジ ョー家がそれぞれほぼ同等の株式を保有することになるという。

バーンスティーン・リサーチのアナリスト、マックス・ウォーバー トン氏はプジョー会長宛ての公開書簡で今回の資本増強に触れ、「犠牲 が多く引き合わない勝利になると考える」と指摘。「東風との取引は戦 略的選択肢の安売りということになるだろう」とコメントした上で、仏 政府と国有の東風の関与が「効率性と競争力の向上や成長につながる可 能性はほとんどない」との見方を示した。

プジョーの広報担当、ジョナサン・グッドマン氏は取締役会前だと してコメントを控えた。

原題:Peugeot’s Planned Dongfeng Deal Risks Board Bottlenecks for Cash(抜粋)

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