南ア、閉じ込められた「違法採掘者」の救助停止-救出拒む

南アフリカ共和国の緊急救助隊によ ると、ヨハネスブルク東方のベノニ市にある老朽化した鉱山のシャフト に閉じ込められた「違法採掘者」の救助活動は停止している。シャフト から引き上げられた11人は警察当局に逮捕され、残りは救出を拒否して いるという。

救助隊の広報担当者、ウェルナー・バーマーク氏は16日の電話イン タビューで、救助隊がシャフト内に入り残っている採掘者を救出するの は非常に危険だと述べた。同氏によると、違法採掘者らは老朽化し密閉 されていたシャフトを開け、金を採掘していた。

救助隊は8時間にわたって鉱山の入り口をふさいだ岩石を取り除く 作業に当たった。バーマーク氏によると、救出された11人は治療を受け 警察当局に身柄を拘束されている。途中まで引き上げられていた12人目 は逮捕を恐れて引き返したという。

最初に連絡を取った際、シャフトには約230人が閉じ込められてい ることが示唆されていた。救助隊によると、地上とは連絡を取ることが でき、飲料水が提供されている。

世界6位の産金国である南アでは違法採掘が日常的に行われてい る。世界自然保護基金(WWF)が2012年に発表した報告書では、南ア は閉鎖された鉱山約6000カ所の処理のため約27億ドル(約2700億円)を 支出する必要があるとの見通しが示されている。

原題:South Africa Rescue Halted After Trapped Miners Refuse to Leave(抜粋)

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