社名だけじゃないユニークさ-航空業「重力の中心」アジアに

欧州のエアバス・グループと米ボー イングは、社名というよりカクテルのような名を持つアジアの航空各社 との交渉に1週間を費やした。その多くは1年前には存在していなかっ た会社で、この地域が世界で最も活気にあふれる航空機市場の一つにな っていることがあらためて浮き彫りにされた。

ベトナムのベトジェット航空やタイのノックエア、インドのエアコ スタに至まで短距離路線を中心とする新興の航空会社が今年、航空見本 市シンガポール・エアショーでの発注の大半を占めた。

アジアでは都市化が一段と進み、中間所得者層が増え、これが旅行 需要を加速させている。日本のバニラエアやピーチ・アビエーションと いったエキゾチックな社名を持つ企業を含め、新しい航空会社がアジア 全域で続々と誕生している。同エアショーでの受注は320億ドル(約3 兆2500億円)に上った。

シンガポールに本社を置く航空機リース会社のBOCアビエーショ ンのロバート・マーティン最高経営責任者(CEO)は見本市でのイン タビューで「人口100万人を超える都市の数という点でアジア・太平洋 地域はユニークだ。中国では100万人以上の都市の数が100を超え、イン ドでも50以上ある」と述べた。

米ゼネラル・エレクトリックのリース部門CEOノーム・リウ氏は シンガポールでのインタビューで「重力の中心がアジアにシフトしてい る」と語った。同社は先週、ミャンマーで初の契約を取り付けた。ミャ ンマー航空にボーイングの「737」10機を貸し出すという。

原題:Cities Spur Plane Need as Brands Evoke Cocktails: Southeast Asia(抜粋)

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