米当局者:一部の国は成長上げで輸出活用する危機前の戦略

米国はオーストラリアで開催され る20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、世界経済の不均 衡問題について活発な議論を求める意向だ。米財務省当局者が14日、匿 名を条件に明らかにした。

同当局者は記者団に対し、一部の国が輸出を利用して成長を促進す るという危機前の戦略に戻りつつあると指摘。経常黒字国は国内で成長 を押し上げる必要があり、競争のための通貨安誘導を控え、柔軟性があ り市場原理によって決まる為替相場を確保すべきだと語った。具体的な 国の名前には言及しなかった。

ルー米財務長官は今月22-23日にシドニーで開催されるG20財務 相・中銀総裁会議に出席する。同当局者はまた、G20で最近の新興国市 場の混乱が議論の焦点になると述べた。

同当局者は今年の米国の成長率が他の主要国を上回るだろうと予 想。

世界経済については改善されているものの、経済活動が依然として 弱く、一様でないと指摘。需要が弱過ぎ、失業が過度の高水準にあると 語った。

また、米国主導で一部の先進国の成長が加速しつつあるが、途上国 の成長は減速しているようだと述べた。

同当局者は欧州が低インフレと需要の弱さに苦しんでいると指摘す る一方、日本の主要な課題は経済成長の促進と財政赤字削減の適切なバ ランスを見いだすことだと語った。

原題:U.S. Sees Some Nations’ Exports as Return to Pre-Crisis Plan (1)(抜粋)

--取材協力:Ian Katz. Editors: Brendan Murray, James L Tyson

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