【ECB要人発言録】インフレ下振れリスクで行動も-クーレ氏

2月10日から16日までの欧州中央 銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏名 をクリックしてください)。

<2月15日> クーレ理事(スロベニア紙デロのインタビュー):ユーロ圏経済に適切 な高度の金融緩和を継続する断固たる決意を固めている。ユーロ圏はイ ンフレ期待が修正され、物価安定に下振れリスクを生じさせかねない状 況に近づきつつある。

<2月14日> バイトマン独連銀総(ブレーメンで講演):ユーロ圏が第2次大戦以降 で最悪のリセッションを脱したばかりであり、まだしばらくは危機の影 響に苦しむ見込みであることを忘れるべきではない。それは現在の物価 上昇率の低さとインフレ見通しの弱さに反映されている。それを踏まえ ると、拡張的な金融政策は正当化される

<2月13日> クーレ理事(欧州議会の委員会で証言):インフレが下振れするリスク が見られれば、ECBは行動する。

<2月12日> ハンソン・エストニア中銀総裁(ロイター通信に対し):量的緩和の有 効性と運用面の複雑さについては疑問を持っている。ユーロ圏にデフレ リスクがあるとは認識できない。

クーン・ベルギー中銀総裁(記者団に対し):(1月のインフレ率だけ で)われわれが絶対に何かをしなければならないと判断する十分な材料 にはならない。それは今後見込まれるインフレ率次第だ。

ノワイエ仏中銀総裁(BFMテレビに対し):ユーロがとても強い状況 にあるのはやや奇妙だ。景気サイクルが出遅れていることを考えると、 ドルが再び上昇するのが論理的だ。従ってこれは奇妙な状況だ。

クーレ理事(ロイター通信に対し):(中銀預金金利をマイナスにする ことを)非常に真剣に検討している。ユーロ圏がデフレに陥ることは想 定しておらず、インフレ率が緩やかに2%に向かって上昇するだろう。

前週の発言録はここをクリックしてください。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE