2月の米雇用調査で大雪の影響も、FRBの景気判断困難に

今年の米国の厳しい冬は経済成長の 急減速を招きつつある。

1月の小売売上高や製造業の統計は予想を下回った。今度は2月の 雇用が悪天候から大きな打撃を受ける恐れがある。米東部が暴風雪に見 舞われた今週は、労働統計局が雇用統計で参照する事業所調査の実施期 間に当たるからだ。労働統計局はこの調査結果を使って雇用や労働時 間、時給の変化を計算する。2月の雇用統計は3月7日に公表予定。

こうした状況では統計の弱さを天候要因のせいにできるかどうか や、米経済が悪い方向に転じたかどうかの見極めが米連邦準備制度理事 会(FRB)にとって難しくなる。ゴールドマン・サックス・グループ やモルガン・スタンレーなどのエコノミストは1-3月(第1四半期) の米成長率予想を下方修正している。

アクション・エコノミクスのチーフエコノミスト、マイク・イング ランド氏も1-3月期成長率予想を年率2.5%から2.3%に下方修正し た。同氏は「個人消費の強まり傾向があったが、変化してきた。1-3 月期のデータの弱まりは天候が要因だろう」と述べた。

労働統計局が作成する雇用統計で非農業部門雇用者数にカウントさ れるには、労働者は毎月12日を含む週の給与支払いを受けていなければ ならない。2月の12日を含む週に吹雪で労働者が自宅待機を余儀なくさ れて無給となれば就業者とカウントされず、調査結果に影響が出る可能 性がある。

原題:Fed Isolates Weather From Weakness as Growth Cools: Economy (1)(抜粋)

--取材協力:Jeanna Smialek、Katherine Peralta. Editors: Vince Golle, Chris Wellisz

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