ダラス連銀総裁:緩和縮小の継続支持-寒波で成長減速でも

米ダラス連銀のフィッシャー総裁 は14日、厳しい寒波の影響で米経済の成長は減速しているものの、金融 当局は段階的に債券購入を縮小させる戦略を続けるべきだとの認識を示 した。

総裁はブルームバーグラジオのインタビューで、「縮小の継続方針 を変更すべきだと考えてはいない」とし、「天候が極めて大きな要因だ ったことは明らかだ」と加えた。

フィッシャー総裁は「西部、南西部およびフロリダ州での活動を見 れば、かなり活発なことが分かる」とし、「金融当局とて自然の影響を 相殺することはできない。経済は正しい方向に進んでいる」と続けた。

債券購入の縮小については、「経済に極めて深刻な脅威をもたらす ような事態」が発生しない限り、今後の連邦公開市場委員会 (FOMC)の会合ごとに債券購入を縮小させる政策を支持する考えを 示した。

同総裁はまた、利上げ時期に関するフォワードガイダンスの見直し を議論すべきだと述べ、「表現をどう改善するかについてさらに話し合 いが必要だ」と指摘。当局が利上げ検討開始の目安として失業率 で6.5%の水準を掲げている点については「雑な目安だ」とし、建設や テクノロジーなど「一部の分野で深刻な労働力不足」があり、一部の労 働市場で需給が引き締まっている可能性があると述べた。

インフレについては、現時点では懸念していないとしながらも、銀 行やその他の事業法人が余剰資金を動かし「貨幣の流通速度が加速する 時が心配だ」と語った。

原題:Fisher Backs QE Tapering Even With Weather Hurting Growth (2)(抜粋)

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