欧州株:上昇、ユーロ圏GDP統計を好感-週間でもプラス

14日の欧州株式相場は上昇。指標の ストックス欧州600指数は週間ベースで年初来最大の上げとなった。ユ ーロ圏経済成長率が予想を上回る伸びだったことが好感された。米経済 指標で鉱工業生産指数が予想を下回ったものの、消費者マインド指数が 予想に反して横ばいとなったことも注目された。

ドイツの鉄鋼会社ティッセンクルップは昨年5月以来の大幅高。第 1四半期利益がアナリスト予想を上回った。銀生産大手の英フレスニー ヨが素材株の上げを主導した。一方、スイスのエレベーターメーカー、 シンドラー・ホールディングは1%下げた。

ストックス欧州600指数は前日比0.6%高の333.32で引けた。前週末 比では2.5%上昇し、昨年12月20日終了週以来の大きな上げとなった。

ロベスコSAM(チューリヒ)のポートフォリオマネジャー、カ イ・ファシンガー氏は「米鉱工業生産が予想を下回ったものの、投資家 らは落ち着いている」とし、「今のところ根本的なセンチメントはまだ 前向きだ。さらに、欧州のマクロ経済に関するこの日のニュースも良か ったため、クッションとしての役割を多少果たした」と述べた。

欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が発表した昨年10-12 月(第4四半期)の域内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%増と、 伸び率は7-9月(第3四半期)の0.1%を上回った。ブルームバーグ がまとめたエコノミスト予想中央値は0.2%だった。

14日の西欧市場では18カ国中17カ国で主要株価指数が上昇。仏 CAC40指数は0.6%、独DAX指数は0.7%それぞれ上げた。

イタリアのFTSE・MIB指数は1.6%高と、2011年7月以来の 高水準に達した。レッタ首相の辞任で、最大のライバルだったレンツィ 民主党党首率いる新政権が成立する道筋が開けた。

原題:Europe Stocks Advance on U.S. Confidence, Euro-Area Growth Data(抜粋)

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