米鉱工業生産:製造業は0.8%低下、09年5月来の大幅マイナス

1月の米鉱工業生産は製造業の生産 指数が予想外に低下し、2009年5月以来の大幅なマイナスとなった。米 連邦準備制度理事会(FRB)は「厳しい天候で一部地域の生産が抑え られたことが部分的に影響した」と説明した。

FRBが14日発表した1月の鉱工業生産指数(製造業、鉱業、公益 事業の生産を対象、季節調整値)によると、全体の75%を占める製造業 の生産指数は前月比0.8%低下した。ブルームバーグがまとめたエコノ ミスト予想の中央値は0.1%上昇だった。前月は0.3%上昇(速報 値0.4%上昇)に下方修正された。

1月の全体の鉱工業生産指数は0.3%低下し、昨年4月以来の大幅 なマイナスとなった。エコノミスト予想の中央値は0.2%上昇だった。

RBSセキュリティーズの米国エコノミスト、ガイ・バーガー氏は 「これはソフトパッチ(一時的な軟化局面)であるというのが当社の見 方だ」と指摘。「製造業はこれまでまずまずの伸びを示してきており、 恐らくその状況が2014年も繰り返されると考える。現状の弱さに過剰反 応しないことが重要だ」と述べた。

製造業生産を項目別に見ると、企業設備財は0.1%低下と前月 の0.7%低下からマイナス幅が縮小した。同項目はこれで3カ月連続低 下。消費財は0.5%低下と前月の0.6%上昇からマイナスに転じた。一 方、情報処理機器は1.3%上昇と、前月の0.8%マイナスからプラスに転 じた。

自動車・同部品の生産指数は5%の大幅低下となった。前月 は0.1%上昇だった。FRBは天候の影響で「多数の」自動車工場が生 産日数を1日以上失ったと指摘している。自動車・同部品を除いた製造 業生産指数は0.5%低下した。

公益事業の生産指数は4.1%上昇し、昨年3月以来の大幅な伸びと なった。前月は1.4%の低下だった。

油田掘削を含む鉱業の生産は0.9%低下と、3カ月ぶりの大幅なマ イナス。

鉱工業設備稼働率は78.5%と、前月の78.9%から低下した。

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原題:Factory Production in U.S. Declines by Most Since May 2009 (2)(抜粋)

--取材協力:Chris Middleton. Editors: Vince Golle, Brendan Murray

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