インド:1月の卸売物価上昇率は5.05%-市場予想下回る

インドの1月の卸売物価指数 (WPI)の上昇率はエコノミスト予想を下回った。景気回復のため政 策金利が据え置かれるとの見方を強める形となった。

インド商工省が14日発表した1月のWPIは前年同月比5.05%上 昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト42人の予想中央 値は5.60%上昇だった。昨年12月は6.16%上昇していた。

インド準備銀行(中央銀行)のラジャン総裁は1月、経済成長の支 援にはインフレ抑制が不可欠だとして、昨年9月の就任以来3回目とな る利上げを実施。政策金利を7.75%から8%に引き上げた。

コタック・セキュリティーズのエコノミスト、スボディープ・ラク シット氏は統計発表前に、「インフレが緩和されている点からすれば現 時点での利上げは考えにくい」と指摘。「同時に、コアインフレ率が依 然高いため、中銀には利下げの余地もない」と述べた。

12日発表された1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月 比8.79%上昇と、伸びは昨年12月の9.87%から鈍化した。コタックによ れば、CPIのコア指数の上昇率は1月が8.09%、昨年12月は8.07%だ った。

原題:India Wholesale Inflation Slows More Than Estimated in January(抜粋)

--取材協力:Manish Modi. Editors: Daniel Ten Kate, Sunil Jagtiani

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