エアアジアCEO:日本の事業提携先絞り込み完了、社長内定

マレーシアの航空会社エアアジアは 日本の格安航空会社(LCC)事業に再参入するための日本の提携先を 選定した。来日中のトニー・フェルナンデス最高経営任者(CEO)が ブルームバーグとのインタビューで明らかにした。

提携先は最大3社で上場会社を含むという。具体的な企業名の言及 は控えた。合弁会社の資本金は最大7000万ドル(約71億円)で、詳細に ついては「4月の正式発表に向けて現在準備を進めている」と述べた。

新会社の社長は、エアアジアが昨年日本を撤退するまで出資してい た会社の元社長、小田切義憲氏になる予定という。エアアジアは、 ANAホールディングスの前身、全日本空輸と共同出資して2011年、エ アアジア・ジャパンを立ち上げたが、運営をめぐり両社で意見が対立 し、昨年10月末に合弁を解消した。

フェルナンデスCEOによると、機材はエアアジア・ジャパンと同 じエアバスA320を使う方針で、国際線だけでなく日本の国内線の運航 も目指すという。拠点空港については明言を避け、関西国際空港や中部 国際空港なども候補に入れていると述べた。エアアジア・ジャパンは成 田国際空港を拠点としていた。

エアアジア・ジャパンは11年8月に当時の全日本空輸が51%、残り をエアアジアが出資して設立された。日本では3社目のLCCとし て、12年8月から運航を開始したがエアアジアが撤退、13年10月に運航 をいったん取り止めた。その後、ANAが同社の100%の株主となり、 ブランドと社名をバニラ・エアに変更して12月から運航を再開してい る。

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