2月13日の米国マーケットサマリー:株は小幅高、円は上昇

ニューヨークの為替・株式・債 券・商品相場は次の通り。(表はNY午後4時現在)

為替         スポット価格 前営業日
ユーロ/ドル        1.3679   1.3593
ドル/円            102.21   102.53
ユーロ/円          139.81   139.37


株                 終値 (暫定値) 前営業日比 変化率
ダウ工業株30種       16,027.59     +63.65     +.4%
S&P500種           1,829.83     +10.57     +.6%
ナスダック総合指数    4,240.67     +39.38     +.9%


債券          直近利回り 前営業日比
米国債2年物      .31%        -.03
米国債10年物     2.73%       -.03
米国債30年物     3.68%       -.04


商品 (中心限月)                     終値   前営業日比 変化率
COMEX金     (ドル/オンス)  1,300.10    +5.10     +.39%
原油先物         (ドル/バレル)  100.29      -.08     -.08%

◎NY外国為替市場

ニューヨーク外国為替市場ではドルが年初来の安値に下落。朝方発 表された米小売売上高は予想外に減少し、悪天候が米国の経済成長の足 を引っ張っている兆候が示された。

スイス・フランは主要16通貨のうち1通貨を除く全てに対して上 昇。円も上昇した。安全資産の需要が高まる中で欧州やアジアの株価は 下落した。

ニューヨーク時間午後1時57分現在、ブルームバーグ・ドル・スポ ット指数は0.4%低下して1020.18。一時0.4%低下の1020.01と、昨年12 月31日以来の低水準に下げた。ドルは対ユーロで0.6%下げて1ユーロ =1.3674ドル。対円では0.4%下げて1ドル=102円15銭だった。ユーロ は対円で0.2%高の1ユーロ=139円68銭。

◎米国株式市場

米株式相場は反発。小売売上高が減少したものの、予想を上回る企 業決算やタイム・ワーナー・ケーブル(TWC)買収合意を好感して買 いが入った。

TWCは大幅高。コムキャストが452億ドルで同社を買収すること で合意した。CBSとグッドイヤー・タイヤ&ラバーは業績への楽観的 な見方を背景に上昇した。

ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指 数は前日比0.6%高の1829.83で終了。一時は0.6%下落し、50日移動平 均を下回ったが、上げに転じた。ダウ工業株30種平均は63.65ドル (0.4%)上昇し16027.59ドルで終えた。

ナショナル・セキュリティーズのチーフ市場ストラテジスト、ドナ ルド・セルキン氏は電話インタビューで、「2月3日の後、相場が底を 形成したため、押し目では買いが入りやすい。かなり売られ過ぎの状態 にあった。現在はトレンドが再び上向いているようだ。当面の底は打っ たとの感触が広がっている」と語った。

◎米国債市場

米国債相場は3日ぶり反発。1月の小売売上高が2012年6月以来の 大幅減となり、新規失業保険申請件数が増加したことで、逃避需要から 国債が買われた。

米財務省が実施した30年債入札(発行額160億ドル)では最高落札 利回りが3.690%と、昨年8月以来の低水準となった。入札直前の市場 予想は3.717%だった。これを手掛かりに米国債は上げを拡大した。10 年債利回りは、インフレ調整後の実質利回りでは3週間ぶりの高水準付 近。

ジャニー・モンゴメリー・スコット(フィラデルフィア)のチーフ 債券ストラテジスト、ガイ・リーバス氏は「経済情勢は数週間前に考え られていたほど良くはないとの懸念がくすぶっている」と指摘した。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間 午後1時36分現在、10年債利回りは前日比6ベーシスポイント(bp、 1bp=0.01%)低下の2.73%。一時2.78%と、1月29日以来の高水準 を付けた。

既発30年債の利回りは4bp下げて3.68%。前日は一時3.74%と、 1月23日以来の高水準を付けた。

◎NY金先物市場

ニューヨーク金先物相場は2011年7月以降で最長の7日続伸とな り、昨年11月以来初めてオンス当たり1300ドルを上回った。米経済成長 が低迷している兆しを背景に、安全逃避の動きが強まった。1月の米小 売売上高は2012年6月以来の大幅減となったほか、先週の失業保険申請 件数は市場の予想外に増加した。

シーカ・ウェルス・マネジメントのジェフ・シーカ社長は「労働市 場の悪化が益々顕著になっている」と指摘。「経済が成長するには緩和 策がまだ必要との認識が広がりつつあり、それが金を支え続けるだろ う。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長はハト派的だった。 きょうの主要経済指標は万事順調ではないことを明確に示している」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物4 月限は前日比0.4%高の1オンス=1300.10ドル。引け後は一時1302.40 ドルと、中心限月としては昨年11月8日以来の高値となった。

◎NY原油先物市場

ニューヨーク原油相場は、4カ月ぶり高値付近でほぼ変わらず。1 月の米小売売上高は前月比で減少したが、あまり材料視されなかった。 ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の受け渡し地点 であるオクラホマ州クッシングの在庫は大幅減となった。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)の アナリスト兼ブローカー、ジーン・マクギリアン氏は「相場は再び1バ レル=100ドル超となっている。強気筋は勢いを維持している」と指 摘。「小売売上高は期待外れだったが、悪天候の影響だとして市場では 受け流された」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日比 2セント安の1バレル=100.35ドルで終了。前日の終値100.37ドルは10 月18日以来の高値だった。

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