米アップル:労働基準の違反を集計、納入業者への年次監査で

米アップルは同社のサプライチェー ンで行われている労働基準違反を明らかにした。この中には未成年や移 民の労働が含まれる。

8回目となるアップルの年次内部監査によると、同社は150万人近 くが就労する工場や施設から成るサプライチェーンの複数のレベル で451の調査を実施した。アップルは内戦などの資金源となる「紛争鉱 石」を使用しない取り組みを強化しているとしたほか、納入業者の95% で週労働時間が60時間未満に維持されたと指摘した。

このリポートは、部品に使われる鉱物の採掘から、最終製品が出来 上がる中国での組み立て工場に至る、同社製品作りの舞台裏を明らかに している。アップルは直近の事業年度にスマートフォン「iPhone (アイフォーン)」を過去最多の1億5030万台、タブレット端末「iP ad(アイパッド)」を7100万台それぞれ販売しており、台湾系の富士 康科技集団(フォックスコン)などの納入業者は需要に対応できるよう 生産に追われている。

アップルは超過勤務やフォックスコン工場で自殺者が相次いだ問題 などをめぐり、労働権擁護団体から批判を受けてきた。

原題:Apple Tallies Labor-Rights Violations in Annual Supplier Audit(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE