アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が反落-印株も下落

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は3日ぶりに反落した。大気汚染対策として石炭消費 を抑制すると中国政府が発表したことから、石炭株が売られた。

中国最大の石炭会社の上場部門、中国神華能源(1088 HK)が2.8% 安。ハンドバッグなどの高級品メーカー、イタリアのプラダ(1913 HK)は4.9%安。四半期の売り上げが伸び悩み欧州・アジアの需要が弱 含んでいると発表した。

ソーラーパネル向けポリシリコン生産で世界最大手のGCLポリ ー・エナジー・ホールディングス(保利協鑫能源、3800 HK)は取引停 止を要請して認められた。別会社への事業移管を行うとの観測が背景。

ハンセン指数は前日比120.26ポイント(0.5%)安の22165.53と、 5日以来の大きな下落率となった。12日まで2日間の上昇率は3.3% と、2営業日としては過去約3カ月で最大だった。ハンセン中国企業株 (H株)指数は前日比1.2%安の9872.71で引けた。

第一上海証券のチーフストラテジスト、ライナス・イップ氏は「香 港の相場は最近急反発していたため、ある程度の調整は妥当だ」と述べ た。

【中国株式市況】

中国株式相場は下落。昨年10月以来で最長の上昇局面となっていた 上海総合指数が5営業日ぶりに反落した。上がり過ぎたとの観測を背景 にテクノロジー株が売られ、石炭株も政府が大気汚染対策を発表したこ とから下げた。

中国最大の石炭会社、中国神華能源(601088 CH)が1%安。ソフ トウエアメーカーの用友軟件(600588 CH)が8.1%安となり、テクノロ ジー株を押し下げた。不動産会社の保利房地産集団(600048 CH)は販 売減少を発表し、2週間ぶりの大幅安。一方、中信銀行(601998 CH) は9.5%高と、5営業日続伸した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前日比11.55ポイント(0.6%)安の2098.40で取 引を終了。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同0.5% 安の2279.55。

東呉証券の鄧文淵アナリストは、「小型株のうちテクノロジー銘柄 のような人気のある株式は売られた。大幅に上昇してバリュエーション (株価評価)も割高になっていたためだ」と述べた。

【インド株式市況】

インド株式相場は下落。指標のS&Pセンセックス指数は4カ月ぶ り安値を付けた。複数の大手企業決算で利益が予想に届かなかったこと が嫌気された。

製薬会社シプラはここ5年近くで最もきつい下げとなったほか、石 炭生産で世界最大手のコール・インディアは4週間ぶりの大幅安。いず れも減益決算が売り材料。インド石油ガス公社(ONGC)は約5カ月 ぶりの大幅下落。アルミメーカーのヒンダルコ・インダストリーズは6 カ月ぶり安値まで売り込まれた。

ムンバイ市場でセンセックス指数は前日比255.14ポイント (1.3%)安の20193.35で引けた。これは終値ベースで昨年10月8日以 来の安値。これまで昨年10-12月決算を発表した構成銘柄の中で、業績 が予想と一致または上回った割合は約74%。この比率は7-9月期決算 では70%、4-6月期は47%だった。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比1.95ポイント安の5308.10。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比8.88ポイント(0.5%)安の1926.96。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比43.17ポイント(0.5%)安の8467.70。

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