米メットライフ:10-12月期は増益-アジアで利益伸びる

米生保最大手、メットライフの昨 年10-12月(第4四半期)決算は増益となった。スティーブン・カンダ リアン最高経営責任者(CEO)は同社の主要市場以外での成長を目指 している。

12日の発表資料によると、純利益は9億800万ドル(約930億円) と、前年同期の1億2700万ドルから増加。一部の投資損益を除く営業利 益は1株当たり1.37ドルで、ブルームバーグがまとめたアナリスト20人 の予想平均(1株当たり1.29ドル)を上回った。

メットライフは株主資本利益率(ROE)を引き上げるため、米国 外の収益向上に期待している。ROEは2013年には12%を付け、前年の 約11%から上昇した。16年のROE目標を12-14%としている同社は、 変動年金など市場の動きに左右されやすい商品を縮小する一方、新興市 場での業容拡大を重視する戦略を進めている。

10年に米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)か らアメリカン・ライフ・インシュアランス(アリコ)を買収したメット ライフは、海外事業強化に向けて買収を活発化。昨年12月の説明では、 チリの年金事業会社AFPプロビダを20億ドルで買収したことで、今年 の営業利益は約2億ドル押し上げられる見通し。昨年にはベトナムとマ レーシアでも事業拡大に向けた合意を結んだ。

10-12月期のアジアでの営業利益は3億2400万ドルとなり、コスト がかさんだ前年同期から64%増えた。

通期の利益は33億7000万ドルと、前年の13億2000万ドルから急 増。10-12月期は訴訟関連の引当金計上で利益が4600万ドル押し下げら れたとしている。

決算発表を受け、メットライフの株価はニューヨーク時間午後6 時47分(日本時間13日午前8時47分)現在の時間外取引で0.7%高 の50.22ドル。この1年間では34%上昇している。

原題:MetLife Profit Climbs to $908 Million on Growth in Asia (2)(抜粋)

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