ブラジル株:ボベスパは下落-国内金利見通しを嫌気

12日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が3週間ぶり高値から下落。通貨レアル安がインフレを あおり、一段の金利上昇を招くとの観測から酒造会社アンベブを中心に 消費関連株が売られた。

アンベブは2.7%安。消費財メーカーのイーペルマルカスは1.3%下 落。一方、鉄鋼メーカーのナシオナル製鉄(コンパニア・シデルルジ カ・ナシオナル=CSN)は1.4%上昇。中国の輸入の伸び加速を受け た商品相場高が好感された。

ボベスパ指数は前日比0.5%安の48216.89で終了。指数構成銘柄の うち下落が45銘柄、上昇は25銘柄。通貨レアルはサンパウロ時間午後5 時21分(日本時間13日午前4時21分)現在、1%安の1ドル=2.4244レ アル。年初来の下落率は2.6%に拡大した。将来の金利見通しが反映さ れるスワップ金利は大半の年限で上昇した。

サガ・キャピタルのエコノミスト、グスタボ・メンドンサ氏は電話 インタビューで、「長期的にはインフレが政府目標を大きく上回った水 準にとどまるとの懸念をスワップ金利は織り込んでいる」と指摘。「ボ ベスパ指数の見通しはさほど明るくない」と述べた。

原題:Ibovespa Drops From Three-Week High as Rate Outlook Sinks Ambev(抜粋)

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