新興国株が上昇、中国の貿易統計を好感-ガスプロム高い

12日の新興国の株式相場は3週間ぶ りの高値に上昇。中国の貿易統計が市場予想を上回ったことで世界経済 の成長に信頼感が高まった。ペトロチャイナ(中国石油)とガスプロム が商品関連株の上昇を主導した。

MSCI新興市場指数はニューヨーク時間午後3時1分(日本時 間13日午前5時1分)現在、前日比0.8%高の952.21。中国最大の石油 会社ペトロチャイナは香港市場で2.1%上昇。ロシアの天然ガス会社ガ スプロムはモスクワ市場で昨年11月以来の高値を付けた。韓国ウォンは ブルームバーグが追跡する新興国24通貨で最大の上昇。韓国と北朝鮮 が2007年以来の高官協議を開催したことを受け、韓国の現代商船は急伸 した。

中国の1月の輸出入の伸びは予想外に加速し、景気減速の兆候を否 定する内容となった。ただ、輸出の不正が再び表面化しつつあるとの懸 念も広がった。ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI) 原油が4カ月ぶりの高値を付けたことから、新興国のエネルギー株指数 は1.1%上昇した。

オバーワイス・アセット・マネジメントのシニアアナリスト、ジェ フ・パップ氏は「中国は経済活動の主要なけん引役であるため、データ の改善が世界の市場を支えている」と指摘。「一部の懸念は少し後退し た」と付け加えた。

原題:Emerging-Market Stocks Rise on China Trade as Gazprom Advances(抜粋)

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