仏ソシエテG:10-12月利益、市場予想の約2倍-リテール寄与

フランスの銀行2位、ソシエテ・ジ ェネラルの昨年10-12月(第4四半期)決算は、利益が市場予想の約2 倍となった。国内とロシアのリテール(小口)部門の増益が寄与した。

12日に電子メールで発表された資料によると、純損益は3億2200万 ユーロ(約450億円)の黒字。ブルームバーグがまとめたアナリスト9 人の予想平均は1億6300万ユーロの黒字。前年同期はデリバティブ(金 融派生商品)ブローカー、ニューエッジ・グループの保有株の評価損を 計上した影響などで、4億7100万ユーロの赤字だった。

欧州経済は記録的な長期間にわたったリセッション(景気後退)か ら浮上しつつある。ソシエテ・ジェネラルは預金増加の追い風を受けて フランスとロシアで収入を伸ばした。同行は2015年までに費用を9億ユ ーロ削減する計画で、既にその3分の1強は達成した。

10-12月期のリテール部門の利益は前年同期比11%増。仏国内の同 部門の純利益は2億8100万ユーロ。前年同期は2億5400万ユーロだっ た。同行にとって顧客数で最大の海外市場であるロシアでは6900万ユー ロ。前年同期は6100万ユーロだった。

法人・投資銀行部門の損益は2900万ユーロの赤字。金利不正操作問 題で欧州委員会から4億4600万ユーロの制裁金を科されたことが影響し たという。前年同期は2億4500万ユーロの黒字だった。

13年通期の純利益は約3倍の21億8000万ユーロ。ソシエテ・ジェネ ラルは同年分の配当として、1株当たり現金1ユーロを提案した。銀行 新規制「バーゼル3」に基づく狭義の中核的自己資本であるコアTie r1比率は昨年末時点で10%と、9月末の9.9%から上昇した。

原題:SocGen Profit Beats Estimates on French Consumer Bank Earnings(抜粋)

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