金先物相場、1400ドルに上昇か-2日連続で100日移動平均上回る

今年に入って反発している金先物相 場の上昇が続き、1オンス当たり1400ドルと、昨年9月以来の高値に達 するとの見通しを、シティ・フューチャーズとRBCウェルス・マネジ メントがテクニカル分析で示した。

金先物相場終値は11日、昨年10月以降で初めて100日移動平均を2 日連続で上回った。終値は今年1月23日以降、連日50日移動平均を上回 っている。シティ・フューチャーズのスターリング・スミス氏(シカゴ 在勤)によると、このパターンは3月末までに相場が8.5%上昇するこ とを示唆している。

金先物相場は昨年、年間ベースで28%下げ、1981年以降で最大の下 落を示した。新興市場の混乱と米労働市場の改善が弱まる兆しを背景 に、今年に入って7.3%上昇している。米連邦準備制度理事会 (FRB)のイエレン議長は11日、労働市場の健全性を取り戻すにはさ らなる取り組みが必要だと指摘した。これを受け、ニューヨーク市場の 金先物は同日、2012年8月以降で最長の上昇を示した。

ペンション・パートナーズの投資担当チーフストラテジスト、マイ ケル・ゲイド氏(ニューヨーク在勤)は電話インタビューで「市場心理 は徐々に変化しているようだ。金は投資を引き付けている」と指摘。 「紙幣の増刷が引き続き金相場を支援するだろう。一部の市場関係者が 金市場に戻りつつあり、テクニカル水準に基づいて購入している人もい る」と述べた。

原題:Gold Seen Rising to $1,400 on 100-Day Average by Citi Futures(抜粋)

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