ソフトバンクの孫氏はめげずに前進-Tモバイルめぐり協議へ

ソフトバンクの創業者、孫正義氏は かつて日本の省庁との対決も辞さない姿勢も示した自分を米当局が試し ていると感じている。

孫氏と協議した米当局者はソフトバンク傘下のスプリントによる米 TモバイルUS買収構想について、全米的な携帯電話サービス会社が3 社に絞られる状況は望ましくないとして懐疑的な見方を示している。

それでも孫氏は歩みを止めていない。孫氏はスプリントに加え、T モバイルに出資するドイツテレコムの関係者と数週間以内に会合を持つ 予定だと事情に詳しい関係者が11日話した。スプリントのダン・ヘッセ CEOは同日のインタビューでこの買収構想は「論理的」だと語った。

限界への挑戦が孫氏の持ち味だ。同氏は成長ための300年計画も打 ち出している。上智大学のパリッサ・ハギリアン准教授は孫氏につい て、力強く決意が固く、「ノー」という答えを出さないことで素晴らし い成功を収めてきたと語る。

孫氏(56)とヘッセCEOは当局との会合で、当局者側からほとん ど前向きな言葉を得られなかったと協議に詳しい複数の関係者は明らか にしている。しかし、両氏は前に突き進む姿勢を崩していない。両氏は 先週、オバマ大統領も出席した学校向けブロードバンド投資推進のため のイベントに姿を見せた。

原題:SoftBank’s Son Works FCC to Obama for T-Mobile Deal Not Struck(抜粋)

--取材協力:Angela Greiling Keane、David McLaughlin、Jonathan D. Salant、Jeffrey McCracken、Patrick Chu、天野高志. Editors: Bernard Kohn, Elizabeth Wasserman

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