米ボーイング、ANAからの受注確保に全力-ムニール氏

米航空機メーカー、ボーイングは ANAホールディングスからの受注確保に向け全力で取り組んでいるこ とを明らかにした。エアバス・グループが昨年、日本航空から初めて受 注したことで、ボーイングが日本市場で築いてきた優位性が揺らぎ始め ている。

ボーイングの北東アジア地区セールス・マーケティング担当シニア バイスプレジデント、イセイヌ・ムニール氏は11日のシンガポールでの インタビューで、「キャンペーンを展開し、われわれは競争に勝つため 必死に取り組んでいる」と語った。

ANAは昨年、間もなく更新時期を迎える旅客機25機の受注につい て決定することを明らかにしており、最新大型機の契約獲得をめぐりエ アバスとボーイングが競い合っている。ANAの機種構成は現在、ボー イング機が圧倒的だ。

ANAの伊東信一郎社長は昨年9月、国際線の大型旅客機を更新す ると説明。日本では最多数のエアバス機を運航する同社は、ボーイング が開発を進める「777X」と日航が昨年10月に選んだエアバスの 「A350」のどちらかに決めるとみられている。

エアバスは日航に「A350-900」18機と、より座席の多い「A350 -1000」13機を引き渡す契約を獲得。さらに追加で25機を納入するオプ ション契約も取り付けた。

ムニール氏は「777X」が大きく「A350-1000」の「先を行って」 いるほか、ANAの現在の機材との共通性を指摘。「われわれに優位性 があるかといえば、答えはイエスだ。だが、それにより勝利が保証され ているかといえば、答えはノーだ」と語った。

原題:Boeing Working Hard on ANA Deal After Japan Air Chooses Airbus(抜粋)

--取材協力:Andrea Rothman、Anurag Kotoky. Editors: Anand Krishnamoorthy, Benedikt Kammel

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