為替トレーダー慣行ボラティリティ抑制に有効と英中銀発言か

為替トレーダーが顧客の注文情報を 共有する慣行について、イングランド銀行(英中央銀行)当局者が容認 とも受け取られる発言を行ったとされる問題で、中銀が調査に乗り出し た。この種の慣行は為替レートの不正操作疑惑の焦点となっており、議 会も中銀がどのように状況を把握していたか調査するよう政府に求めて いる。

チャットルーム経由で顧客の注文情報を事前に共有する慣行につい て、英中銀の当局者が2012年4月の為替トレーダーとの会合で、不適切 ではないと発言したとブルームバーグ・ニュースが先週報じた

事情に詳しい関係者3人が語ったところでは、スイス最大の銀行 UBSと米シティグループを含む銀行のシニアディーラーらが会合で、 主要な為替レート指標が設定される前にそれぞれのポジションについて 話し合い、買い手と売り手をマッチングさせていると話したのに対し、 英中銀の代表は、市場のボラティリティを抑制するのに有益な慣行と考 えられるとし、銀行が独自の指針づくりを行うべきだと語ったという。

英中銀の健全性監督機構(PRA)のアンドルー・ベイリー最高責 任者は11日の下院財政特別委員会で、「英中銀の責任者は、当局者との 会合をめぐる申し立てを非常に深刻に受け止めている。中銀はいかなる 形態の市場操作も容認しない」と言明。12年の会合での当局者発言の事 実関係をはっきりさせるため、法律専門家を起用したことを明らかにし た。

原題:BOE Reviewing Currency Meeting as Lawmakers Call for Inquiry (1)(抜粋)

--取材協力:Gavin Finch、Francine Lacqua. Editors: Heather Smith, Lindsay Fortado

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