米KKR:個人向けファンド2本を閉鎖へ-リテール戦略後退

ジョージ・ロバーツ、ヘンリー・ク ラビス両氏率いる米プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会 社KKRは、個人投資家向けのファンド2本を閉鎖する。個人に加え、 ゆくゆくは4兆ドル(約410兆円)規模の確定拠出年金「401(k)」市場 からの資金呼び込みを狙ったリテール(小口)投資家向け戦略を後退さ せる。

米証券取引委員会(SEC)への10日の届け出によると、対象とな るのは「オルタナティブ・ハイイールド・ファンド」と「オルタナティ ブ・コーポレート・オポチュニティーズ・ファンド」。高利回り債や問 題を抱えた企業などへの投資で1年余り前にスタートし、これまで に3300万ドルを投資家から集めた。KKRはファンド開設の際に両ファ ンドに計1億2500万ドルの自己資金を投じていた。両ファンドは新規資 金の受け入れを停止し、既存投資家は保有分を売却するか、ファンド清 算時にKKRから支払いを受けることができるという。

KKRの広報担当クリスティ・フラー氏は電子メールで、「過去3 年にわたり、KKRは顧客基盤を拡大し個人投資家の参加を可能にして きた」と説明。同社には「年内投入に向け開発中のPE商品を含む多く の個人投資家向け商品が他にある」とコメントした。

原題:KKR to Close Two Funds for Individuals in Setback to Retail Push(抜粋)

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