モルガンSのリチャードソン氏退社、商品コンサルタント設立

モルガン・スタンレーの金属担当チ ーフエコノミスト、ピーター・リチャードソン氏が、約5年間勤務して いた同社を退社した。調査・アドバイザリーグループを設立する見通し だ。

同氏が設立するメタラム・コモディティ・コンサルティングは、北 米や欧州、オーストラリア、南アフリカ共和国の投資家に対し、金属と バルクコモディティ市場のトレンドについて助言する予定。

リチャードソン氏(66)は11日の電話インタビューで「特に商品サ イクルに関する金融業界全体の記憶は全く消え去ったわけではないにし ても薄れつつある」と指摘。「投資銀行業界の多くの人々の認識よりも ずっと長い時間枠に基づいて助言を行う立場にある経験豊富な市場関係 者は、重要な役割を担っている」と述べた。

中国の需要を背景に商品相場は2011年までの10年間で約4倍に上昇 した。トウモロコシや金、銅が弱気相場入りする中、商品24品目で構成 するS&P・GSCI指数は昨年、年間ベースでは08年以降で初めて下 落した。

リチャードソン氏は商品・鉱山業界の調査に約30年間にわたって携 わっており、ドイツ銀行やスイスのUBS、豪マッコーリー・グループ でも勤務した経験がある。モルガン・スタンレーではメルボルン在勤 で、先月末に退社した。同行の広報担当者、ラリサ・ハイダ氏(ロンド ン在勤)はコメントを控えた。

原題:Morgan Stanley’s Richardson Quits to Start Commodity Consultants(抜粋)

--取材協力:Agnieszka Troszkiewicz. Editors: Tony Barrett, John Viljoen

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