欧州株:5日続伸、自動車株が高い-FRB議長発言に反応

11日の欧州株式相場は上昇。指標の ストックス欧州600指数は5営業日続伸となった。イエレン米連邦準備 制度理事会(FRB)議長が緩和縮小を慎重に進める方針を示した。

指数を構成する19の業種別指数では、自動車関連が最も上げた。ゴ ールドマン・サックス・グループが西欧の自動車販売見通しを引き上げ たことが好感された。フランスのタイヤメーカー、ミシュランは3.3% 上昇。同社は2015年業績見通しを据え置いた。一方、英銀バークレイズ は3.8%安。昨年10-12月(第4四半期)に投資銀行部門が赤字とな り、売りを誘った。

ストックス欧州600指数は前日比1.3%高の329.52で終了。この5営 業日で3.8%上げた。ただ、6年ぶり高値を付けた先月22日から今月4 日まででは5.5%下げている。

BGL・BNPパリバの株式ストラテジスト、ギヨーム・デュシェ ーヌ氏(ルクセンブルク在勤)は電話インタビューで、「米当局は緩和 縮小に注力しているが、これは段階的に行われるだろう」とし、「急速 な緩和解消とはならないため、世界的に見れば株式相場には極めてプラ スの要因が混在している。企業収入が改善している一方、金融政策は政 策金利にとってそれほどマイナスではない」と語った。

イエレン議長はこの日、米下院金融委員会で証言。事前に配布され た原稿によれば、緩和縮小について「慎重なステップ」で行うと強調 し、資産購入に「あらかじめ決まった道筋」はないと表明した。

11日の西欧市場では、ギリシャを除く17カ国で主要株価指数が上 昇。仏CAC40指数は1.1%、独DAX指数は2%それぞれ上げ、英 FTSE100指数は1.2%高となった。

原題:Europe Stocks Advance for Longest Streak of 2014 on Fed’s Yellen(抜粋)

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