仮想通貨ビットコインの利用促進活 動をするビットコイン財団は、東京が本拠のビットコイン取引所マウン ト・ゴックスの技術的不具合を批判した。不具合によって取引が一時停 止されたビットコインの価値は10日、一時21%下落した。

ビットコインの技術的基準を設定する同財団の主任科学者ギャビ ン・アンドリーセン氏は「マウント・ゴックスで生じた問題は、大幅に カスタマイズされた同取引所のウォレット(財布)ソフトの実行と同社 のカスタマーサポート体制、準備不足が相互作用した不運の結果だ」と 指摘した。

マウント・ゴックスは10日、「マウント・ゴックスに固有ではない ビットコインソフトウエアのバグ(不具合)」に言及していた。それに よって、他のウォレットへのビットコインの送金を見えなくした上で再 送金が可能になるという。マウント・ゴックスはビットコイン財団と関 係のあるソフトウエア開発者のチームと協力して同問題の解決を図って いると発表した。

アンドリーセン氏は電子メールでマウント・ゴックスが開発者らと 連絡を取ったことを認めたが、問題はマウント・ゴックス内部のもので ビットコインの概念に絡むものではないため、同取引所が「自力で解決 できるはずだ」と付け加えた。マウント・ゴックスのマーク・カーペレ ス最高経営責任者(CEO)もアンドリーセン氏とともにビットコイン 財団の理事を務めている。

複数の取引所での価格の平均であるコインデスク・ビットコイン・ プライス・インデックスによれば、ビットコインの価格は10日に一 時21%下落し535.55ドルとなったが、ニューヨーク時間午後4時23分に は664.75ドルに回復した。

原題:Bitcoin Foundation Blames Mt. Gox for Withdrawal Disruption (1)(抜粋)

--取材協力:Olga Kharif. Editors: Anthony Gnoffo, Gregory Mott

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