サンドイッチと映画だけじゃない、空の旅の快適さ「買う」時代に

航空会社は昨年の売り上げ7080億ド ル(約72兆4900億円)のうち5%を、機内食のサンドイッチや座席の選 択、映画やビデオなどのエンターテインメントの料金で稼いだ。空の旅 に付随するサービスに課す料金が航空会社の収入に占める割合は倍増す るかもしれない。

この割合は5年前はほぼゼロだったと、国際航空運送協会( IATA)のトニー・タイラー事務局長は9日にシンガポールで話し た。航空会社は今後も、乗客が望む商品やサービスを追加することで新 たな料金徴収源を見いだしていくという。

格安航空ライアンエアー・ホールディングスのマイケル・オリアリ ー最高経営責任者(CEO)は、飛行機に立ち席を作ることやトイレ有 料化などのアイデアを出したことがある。

航空業界の昨年の純利益は合計で129億ドル。従来は運賃に含まれ ていたようなサービスを分離し有料化したことが利益に寄与した。タイ ラー事務局長は、サービス有料化の成功は「価値があると認めるサービ スなら乗客が金を払うことを実証した」と語った。

現在有料になっているのは機内食や荷物の持ち込み、座席のオプシ ョン、娯楽などだが、航空会社の将来の収入源には広がる余地がある。 例えば、機内で注文した品物を到着先の空港で受け取れるサービスなど の追加をIATAのチーフエコノミスト、ブライアン・ピース氏が挙げ た。

原題:Sandwich-to-Seat Allocation Revenue for Airlines Set to Double(抜粋)

--取材協力:Anurag Kotoky. Editors: Anand Krishnamoorthy, Chua Kong Ho

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