ドル高期待は過剰、金利面での優位さ拡大せず-ゴールドマン

ドルが主要通貨に対し幅広い上昇を 示すとのアナリストの期待は裏切られるだろう-。ゴールドマン・サッ クス・グループの主任通貨ストラテジスト、トーマス・ストルパー氏は 米国の金融緩和縮小が金利面での優位さを拡大することはないとして、 このように予想した。

同氏は7日にシドニーでインタビューに応じ、ユーロ圏と英国への 資金流入に伴いドルは今後6カ月間にユーロとポンドに対して下落しそ うだと述べた。対円では「レンジ相場」が続くとも話した。

ブルームバーグ・ニュースがまとめた調査の中央値では、ドルは6 月30日までにユーロと円に対して少なくとも4%上昇するとの予想が示 されている。ポンドに対しては1.3%上昇が見込まれている。

ストルパー氏は「われわれのドルに関する見方は総じてかなり均衡 しているが、市場のコンセンサスからは離れている。市場参加者が緩和 縮小とその影響にひどく注目しているためだ」が、「ドルへの期待は裏 切られ続けている」と語った。英国とユーロ圏への資本流入が金融政策 の違いよりも大きな影響を及ぼしていると指摘し、欧州通貨は上昇する だろうと予想した。

原題:Dollar to Disappoint as Yield Advantage Lacking, Goldman Says(抜粋)

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