トヨタ:豪州で車両・エンジンの生産を中止、2017年末までに

トヨタ自動車は豪州で2017年末まで に、車両・エンジンの生産を中止すると発表した。厳しい市場環境や豪 ドル高のほか、現地の自動車産業全体で生産規模縮小が見込まれること などを踏まえた。

発表資料によると、今後の具体的な対応については、従業員、仕入 れ先、政府、地域社会などと協議して検討していく。また、現地の開発 拠点についても、事業規模縮小の方向で検討していくとした。

豊田章男社長は発表文で、これまで50年間、「多くの豪州の方々に トヨタを育て、支えていただいた」とコメント。その上で現地の生産・ 販売事業体が今後、販売会社になることを明らかにした。1月時点の従 業員は約3900人。現地のアルトナ工場の生産車種はカムリ、カムリハイ ブリッド、オーリオン。トヨタの広報担当者、土井賀代氏によると、昨 年の現地での生産規模は約10万6300台。

米ゼネラル・モーターズ(GM)は昨年末、豪州部門のホールデン が17年末までに現地で自動車生産を停止すると明らかにした。豪ドル高 や製造コスト高などのため。フォード・モーターも昨年5月、現地で16 年に自動車生産を停止すると発表していた。トヨタの決定はこれに続く ものとなった。

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