ウォン:アジア通貨首位から最下位に転落-一段安の指摘も

韓国通貨ウォンは今年、アジア通貨 安を主導している。昨年後半はアジア通貨で最も大きく上げたものの、 米緩和縮小に伴い新興市場から資産引き揚げが見られ、中国経済が減速 する中、今年に入って反落した。

ブルームバーグの集計データによれば、ウォンは対ドルで昨年12 月31日から2月7日までの間に2.3%下げ、1ドル=1074.45ウォンとな った。昨年7-12月期は8.8%上昇と、他のアジア通貨を少なくとも6 倍上回る伸びを示していた。ブルームバーグ・ランキングスの集計デー タで過去4四半期のウォン予測の正確性が1位だったスコシアバンクは 今月5日のリポートで、投資家に対し1-3月期に一段のウォン安を見 込んだ取引を推奨した。

スコシアバンクの香港在勤ストラテジスト、サチャ・ティハニ氏は 6日のインタビューで、「悪影響をもたらす金融市場の力が若干変わっ ていることを考慮すれば、ウォンは昨年のように比較的安全な資金の避 難先ではなく、資本フローの変動性の高まりによってアンダパフォーム となる公算が大きい」と分析。市場環境が今後も「後ろ向き」なら、ウ ォンは1ドル=1100ウォンまで下落し得ると述べた。

原題:Won Goes From Asia’s First to Worst as Top Forecaster Says Sell(抜粋)

--取材協力:Rose Kim. Editors: Simon Harvey, Anil Varma

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