シンガポール株、低迷続く公算-不動産バブル崩壊リスクも

ベアリング・アセット・マネジメン トなどは、東南アジアで今年最悪のパフォーマンスとなっているシンガ ポール株式相場の一段安を見込んでいる。

シンガポール株の指標、ストレーツ・タイムズ(ST)指数は昨 年12月31日から先週末までで4.9%下げ、タイとインドネシア、マレー シア、フィリピンの株価指数の後塵を拝している。

シンガポールでは昨年の住宅購入が4年ぶりの低水準となったほ か、小売売り上げが低迷、株式が売られた。シンガポールにとって最大 の輸出市場である中国の製造業拡大ペース鈍化も響いた。

シェビー・チェース・トラストのマネジングディレクター、デービ ッド・ロス氏は、「シンガポール株の売りは主に国内経済に関連してい る。軟調な消費者経済は不動産分野が弱くなる前兆だ。これは金融市場 全体に波紋を起こす可能性がある。最有力シナリオというわけではない が、不動産バブルがはじける確率は高まっている」と述べた。

ベアリング・アセットやサムスン・アセット・マネジメントは、賃 金上昇と不動産需要の弱含みの中でシンガポール企業が利益拡大に苦戦 するとみている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE