ブラジル干ばつでヘッジファンドのコーヒー・大豆買い越し増

ヘッジファンドによる商品の買い越 しが15週間ぶりの高水準に増加した。ブラジルでの干ばつの影響でコー ヒー生豆や大豆などの農作物の生育が脅かされていることが要因。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、米国で取引 される商品18品目の先物とオプションの買い越しは4日終了週に15%増 えて90万330枚となり、8月以降で最大の増加率を示した。アラビカ種 コーヒー生豆は2012年7月以降で初めて買い越しに転じ、大豆の買い越 しも過去約3カ月で最大の増加を示した。ブラジルはアラビカ種コーヒ ー生豆と大豆の世界最大の輸出国。

商品8品目で構成するS&P・GSCI農産物指数は先週、3.3% 上昇し6日には8週間ぶりの高水準に達した。ブラジルは1月に1954年 以降で最も乾燥した天候に見舞われ、ダムの水量が急減したほか農作物 に被害が出た。極端な天候は世界各地で農作物の生育に影響を及ぼして おり、インドネシアで多雨によりカカオ豆の収穫に支障が出ているほか 寒気に見舞われた米国では小麦生産に被害が出ている。

ハンティントン・アセット・アドバイザーズ(シンシナティ)で44 億ドル(約4500億円)相当の運用を手掛けるピーター・ソレンティーノ 氏は「農産物は今年の商品相場で、そこそこの上昇が最も期待できそう だ」と指摘。「天候に関連する問題が価格に対して明確なプラスの影響 を及ぼすのは間違いないだろう」と述べた。

原題:Coffee to Soybean Wagers Climb on Brazilian Drought: Commodities(抜粋)

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