ドラギ総裁の「何でもやる」に独憲法裁が疑義、EU裁の判断仰ぐ

ドイツの連邦憲法裁判所は7日、欧 州中央銀行(ECB)の債券購入計画「アウトライト・マネタリー・ト ランザクション(OMT)」の合法性に疑義を呈し、欧州連合(EU) 司法裁判所に判断を求めた。

発表によると、独憲法裁の判事らは6対2でOMTの合法性に疑問 があると判断した。憲法裁は「EU司法裁の解釈次第だが、憲法裁は OMTの決定がEUの基本法に抵触すると考える」との声明を出した。 「しかしながら、OMT決定が基本法に則っていると解釈できるのか、 別の判断を仰ぐことは妥当だと思われる」としている。

ECBは2012年9月にOMTの詳細を発表。ソブリン債危機の中で ドラギ総裁は、ユーロを守るために「何でもやる」と表明していた。 OMTに基づく債券購入は今までのところ実行されていないが、計画は 金融市場の安定化に寄与した。

原題:Draghi’s ‘Whatever It Takes’ Questioned by Germany’s Top Court(抜粋)

--取材協力:James G. Neuger、Jim Brunsden、Patrick Henry、Jana Randow、Ian Wishart、Rainer Buergin. Editors: Peter Chapman, Paul Gordon

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