元バークレイズの排出量取引責任者、自宅で復帰-価格高騰で

英バークレイズの二酸化炭素(CO 2)排出量取引の元責任者、ルイス・レッドショー氏(41)が市場に戻 ってきた。同氏が退社した昨年4月以降、排出枠の価格は高騰してい る。

レッドショー氏はバークレイズで8年余りにわたって勤務。現在は ロンドンの南東部にある自宅から自身の口座で欧州連合(EU)の排出 枠を売買している。同氏が電話インタビューで明らかにした。詳細につ いてのコメントは控えた。排出枠価格は今年に入って33%上昇してお り、ブルームバーグが調査対象にしている商品80品目のうち最高のパフ ォーマンスを示している。ICEフューチャーズ・ヨーロッパ(ロンド ン)の排出枠価格は6日、約1年ぶりの高値である1トン当たり6.74ユ ーロを付けた。

EUの政策担当者らは、排出枠の前例のない供給過剰を抑制し価格 を押し上げるための計画の詳細を策定している。価格は昨年4月に過去 最安値まで下げた。スイスのUBSのアナリスト、パトリック・フンメ ル氏は、価格が2015年までに15ユーロまで上昇する可能性があるとみて いる。

レッドショー氏は「価格が1年半以内に2倍に上昇しない理由はな い。6ユーロでは依然として割安だ」と語る。同氏は、破綻した米エネ ルギー会社エンロンとフランス電力会社(EDF)でもトレーダーとし て勤務していた。

ICEの排出量取引高は1月に前月比で21%増加し7カ月ぶりの高 水準に達した。

原題:Ex-Barclays Carbon Chief Trades From Home as Prices Surge (1)(抜粋)

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