LMEニッケル:3週間ぶり大幅高-輸出規制に伴う供給縮小

6日のロンドン金属取引所 (LME)では、ニッケル相場が3週間ぶりの大幅上昇。世界有数のニ ッケル鉱石生産国であるインドネシアの鉱石輸出規制を受けて供給が縮 小する中、ステンレス粗鋼生産用の需要が加速する見通しが示された。

中国の生産を受け、今年のステンレス粗鋼生産は過去最大の3900万 トンに増加する見通しだと、コンサルティング会社MEPS(インター ナショナル)が5日発表した。インドネシア政府は6日、引き続き輸出 規制を適用する方針を示した。また、先週の米新規失業保険申請件数が 減少したことで、米経済の見通しが明るくなった。

TDセキュリティーズの商品ストラテジスト、マイク・ドラゴシツ 氏(トロント在勤)は電話インタビューで、「ニッケル相場にとって大 きな材料は、原材料輸出規制に伴いインドネシアで起きている変化だ」 と指摘した。

LMEのニッケル相場(3カ月物)終値は前日比1.6%高の1トン =1万3985ドルと、1月13日以来の大幅高となった。

LMEの銅相場(3カ月物)は1.3%高の1トン=7129.50ドル。ニ ューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門銅先物の3月限 終値は1.3%高の1ポンド=3.229ドル。

原題:Nickel Leads Metals Higher on Signs of Rising Use as Supply Ebbs(抜粋)

--取材協力:Agnieszka Troszkiewicz、Jae Hur. Editors: Joe Richter, Bob Brennan

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