欧州株:続伸、決算好感でダイムラー高い-ECBが金利維持

6日の欧州株式相場は上昇。指標の ストックス欧州600指数は続伸した。欧州中央銀行(ECB)が政策金 利を過去最低に据え置いたほか、ダイムラーやボルボなどが発表した決 算で利益が予想を上回ったことが手掛かり。

ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは2.6%上昇。同社の2013 年10-12月(第4四半期)は45%増益だった。スウェーデンのトラック メーカー、ボルボは4.6%上げた。四半期の営業利益が予想を上回っ た。フランスの通信機器メーカー、アルカテル・ルーセントは9.2%の 大幅高。四半期決算が2年ぶりに黒字に改善した。

ストックス欧州600指数は前日比1.5%高の322.77で終了。これは昨 年12月19日以来の大きな値上がり。年初来では1.7%下げている。

ノッツ・ストゥッキ(ジュネーブ)で資産運用に携わるピエール・ ムートン氏はインタビューで「相場の調整がまあまあ済んでいたので、 市況はやや改善した」と発言。「ECBに関しては明らかに失望した が、期待に逆らい続けるのもそれほど長くないだろう。政策金利を引き 下げるか、市場への流動性を供給すると思う。欧州のインフレデータは 本当に懸念材料だ」と続けた。

ECBはこの日、政策金利を0.25%に据え置いた。ブルームバーグ がまとめたエコノミスト66人を対象にした調査で62人が予想した通りだ った。4人は0.1%への利下げを見込んでいた。ドラギ総裁は政策決定 後の記者会見で、インフレ見通しが悪化ないしは短期金融市場が再び混 乱した場合、ECBが行動するとあらためて表明した。

1月のユーロ圏インフレ率は0.7%に低下し、2009年以来の低水準 に並んだ。これはECBが目安とする2%弱の水準の半分未満。

6日の西欧市場では18カ国全てで主要株価指数が上昇。独DAX指 数は1.5%、仏CAC40指数は1.7%それぞれ上げた。英FTSE100指 数は1.6%高となった。

原題:European Stocks Rise as ECB Holds Rates, Daimler Earnings Beat(抜粋)

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