パナマ運河、拡張遅れるリスク-追加コスト負担めぐり協議決裂

パナマ運河の拡張が遅れるリスクが 浮上してきた。総工費が52億5000万ドル(約5330億円)に膨らむことへ の補償をめぐり、拡張工事を請け負った企業側とパナマ当局の協議が物 別れに終わったためだ。

パナマ運河庁は5日、企業側が工事を中断したと発表。これに対 し、企業連合を率いるスペインのサシールの広報担当は、工事が遅れて いるだけで、中断されてはいないと説明した。運河拡張でより大型の船 舶の通航が可能となる。

サシールとイタリアのサリニ・インプレジロは昨年12月、16億ドル のコスト増に対する補償を要求。この額は当初計画された事業費の約半 分に相当する。企業側は検討期間としてパナマ当局に1カ月の猶予を与 え今月4日まで協議を続けたが、合意に達しなかった。

原題:Panama Canal’s $5.25 Billion Expansion at Risk Over Dispute (1)(抜粋)

--取材協力:Angeline Benoit、Emma Ross-Thomas. Editors: Bill Faries, 藤森英明

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