バンカーは神に「誓い」を-信頼失墜著しいオランダで義務化

「金融サービス業界への信頼を守り 高めるため、最善を尽くすことを神に誓います」-。オランダでバンカ ーになるには、こんな誓いの言葉を述べなければならなくなる。

誓いの言葉は先月、オランダの銀行の取締役に義務付けられた。こ うした宣誓は欧州では初めてだ。今年7月からは同国の銀行に勤める9 万人全員に義務付けられると銀行協会のクリス・バイインク会長は話 す。神を信じない人は宗教色のない誓いをすることになる。

いずれにせよ、誓いを破ったバンカーはブラックリストに載った り、罰金や停職などの処分を受けることになるという。同会長による と、誓いの文言は数カ月以内に決まり、罰則は来年から適用となる。

銀行への信頼は世界中で揺らいでいるが、フォルティスとSNSレ アールの金融機関2社が国有化され、国内金融最大手のINGグループ と保険会社のエイゴンに公的資金が注入されたオランダでは特に悪い。

広告会社エデルマンが世界の26カ国で3万1000人を対象に実施した 調査で、銀行のパフォーマンスを良いまたは素晴らしいとの回答の全体 の平均が33%であるのに対し、オランダでは13%にすぎなかった。

金利操作問題で昨年10月に制裁を受けたラボバンクのベルト・ブル ッヒンク最高財務責任者(CFO)は、昨年のうちに誓いを立ててい る。

原題:Dutch Bankers Swear to God as Trust in Lenders Slumps to Record(抜粋)

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