コスモ石油:4-12月期の純損益が黒字化-千葉製油所の再稼働寄与

コスモ石油は6日、4-12月期の 純損益が45億円の黒字と、815億円の赤字だった前年同期から改善した と発表した。千葉製油所の再稼働が奏功した。

東日本大震災後は完全な状態で操業することができなかった千葉製 油所が昨年7月に本格的に再稼働。これにより、代替の供給を確保する ために必要だったコストが不要となったことや、石油製品輸出を増やせ る状況となったことで石油事業の収益が改善。さらに、石油化学製品の 市況好転も後押しした。

4-12月期の軽油輸出量は81万1000キロリットルと、前年同期の4 万5000キロリットルから拡大。今期(2014年3月期)の輸出量は132万 キロリットル(前期は4万5000キロリットル)と見込んでいる。都内で 会見した森山幸二経営企画部長によると、軽油はアジアや豪州向けに輸 出しているという。今後は国内の需給状況を勘案し、軽油以外の製品に ついても輸出を検討したいと話した。

2月の原油処理量は当初計画比6%削減し、灯油を中心とする国内 需要減に対応するため197万8000キロリットルに減らすことも発表。千 葉製油所の稼働が完全ではなかったため、昨年2月の原油処理量は169 万2000キロリットルだった。今後も減産体制を維持しながら積極的に石 油製品を輸出することで需給の均衡を図りたい考えだ。

今期見通しは純利益140億円、経常利益540億円と従来予想を据え置 いた。

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