きょうの国内市況(2月6日):株式、債券、為替市場

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●日本株は小反落、米雇用警戒などで終盤失速-堅調決算には好反応

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東京株式相場は、終盤に崩れ小幅反落。7日に発表される米国の雇 用統計次第では、為替や世界の株式相場が再び波乱となるリスクが警戒 されたほか、週初の急落を経て戻り待ち、持ち高整理の売り圧力も根強 かった。一方、決算内容が堅調で、アナリスト評価の高い銘柄には素直 に買いが入り、株価指数を下支えした。

TOPIXの終値は前日比0.27ポイント(0.02%)安の1162.37、 日経平均株価は25円26銭(0.2%)安の1万4155円12銭。

富国生命保険の山田一郎株式部長は、「市場のボラティリティ(変 動性)が大きく、強制的にポジションを落とさなければならない投資家 が多い」と指摘。米雇用統計は控えるが、相場が落ち着けば、「業績面 を考慮した場合、下に突っ込む環境ではない」との認識を示した。

東証1部33業種は医薬品、ゴム、その他製品、海運、食料品、銀 行、陸運、鉄鋼、小売、輸送用機器など14業種が下落。その他製品で は、今期純利益見通しを従来比12%減額したバンナムHが急落した。個 別ではジェイアイエヌ、旭化成など下方修正銘柄、9カ月決算が減益の 宇部興産も安い。売買代金上位ではパナソニック、コマツ、武田薬品工 業、ホンダ、三井住友トラスト・ホールディングス、アステラス製薬、 カカクコム、ブリヂストン、JR東海、東京ガスが下げた。

これに対し、紙パや通信、卸売、精密、電気・ガス、繊維、石油・ 石炭製品など19業種は上昇。紙パでは、前日午後の決算を受け、野村や クレディ・スイス証券が強気の投資判断を据え置いた日本製紙が高い。

東証1部の売買高は27億1998万株、売買代金は2兆4745億円。値上 がり銘柄数は1117、値下がりは577。

●債券は反落、30年入札低調や米債安で-超長期ゾーン中心に売り圧力

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債券相場は反落。前日の米国債相場が下落したことに加え、きょう 実施の30年債入札が予想を下回る低調な結果となったことを受けて、超 長期債中心に売りが優勢となった。

東京先物市場で中心限月の3月物は6営業日ぶりに反落。前日比8 銭安の144円80銭で始まり、いったんは3銭安の144円85銭まで戻した。 しかし、午後零時45分発表の30年債入札結果を受けて売りが膨らむと、 一時は144円63銭と日中取引で1月31日以来の安値を付けた。結局は寄 り付きと同水準の144円80銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同1ベーシスポイント(bp)高い0.61%で始まり、いったん0.605% を付けた。午後に入ると水準を切り上げ、一時は0.62%まで上昇。午後 2時すぎからは0.61%で推移した。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の石井純チーフ債券ストラテ ジストは、「リスクオフ(回避)ムードでブルフラット(平たん)化し 過ぎた反動が出ている。リスクオフによる相場上昇が一服して、債券市 場では売りが優勢となっている」と述べた。

この日実施された表面利率(クーポン)1.7%の30年利付国債(41 回債)の入札結果によると、最低落札価格は102円00銭と市場予想を25 銭下回った。小さければ好調とされるテール(最低と平均落札価格の 差)は28銭と前回の14銭から拡大し、昨年6月以来の大きさとなった。 投資家需要の強弱を示す応札倍率は3.43倍と前回の3.34倍から上昇し た。

●ユーロが1.35ドル前半、ECB控え上値重い-ドル・円は101円半ば

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東京外国為替市場では、ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.35ドル台 前半で推移した。欧州中央銀行(ECB)の金融政策決定会合を控え て、警戒感からユーロの上値が重い展開となった。

午後3時40分現在のユーロ・ドル相場は1.3519ドル付近。朝方に付 けた1.3540ドルを上値にじりじりと水準を切り下げ、午後には一 時1.3515ドルまで下げた。

外為どっとコム総合研究所の石川久美子研究員は、一部では利下げ も見込まれており、ECB会合の「注目度はかなり高い」と指摘。そう した中で、「ゼロ回答だったらユーロ買いになるという期待もあるが、 買いが続くイメージもない」としている。

一方、同時刻現在のドル・円相場は1ドル=101円53銭近辺。午前 には101円33銭までドル安・円高方向に振れたが、午後には101円66銭ま で値を戻す場面も見られた。

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