世界の年金基金、13年は債券組み入れ減らす-タワーズワトソン

世界の年金運用機関は昨年、株式を 選好して債券の組み入れを減らしたことが、調査で明らかになった。金 利上昇でリターンが抑えられるとの見方から投資家が債券を敬遠する動 きがあらためて示された形だ。

調査会社タワーズワトソンの世界年金資産調査によると、世界13カ 国の年金運用機関による債券組み入れ比率は2013年に29%と、前年 の34%から低下した。一方、株式の組み入れは47%から52%に上昇した という。

13年は米景気の見通しが改善する中で、リスクが高めの資産が人気 を集めた。メリルリンチの世界債券指数が0.3%低下した一方で、世界 の株価動向を示すMSCI世界指数は24%上昇した。米連邦準備制度理 事会(FRB)は緩和縮小の方針を示し、市場金利が上昇。指標となる 米国10年国債利回りは昨年、年間ベースで09年以来初めて上昇した。

タワーズワトソンのシニア投資コンサルタント、マーティン・ゴス 氏は「昨年はリスク調整後で株式リターンが暦年としては金融危機後で 最高となり、その結果、大半の市場で年金基金はここ数年で最高の状態 となっている」と述べた。

原題:Global Pensions Reduce Bond Holdings in 2013, Towers Watson Says(抜粋)

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