英中銀:金融政策は現状維持-景気のガイダンスへの反映議論

イングランド銀行(英中央銀行)は 6日の金融政策委員会(MPC)で、政策金利であるレポ金利を過去最 低の0.5%に据え置くことを決めた。

金利維持は、ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト57人に実施 した調査で全員が見込んでいた通り。MPCは資産買い取りプログラム の規模も3750億ポンド(約62兆円)で維持した。これも、エコノミス ト44人を対象にした別の調査で全員が予想した通りだった。

カーニー総裁らMPCメンバーは、利上げが近いことを示唆せずに 英経済の力強さをいかに中銀の予測に反映させることができるか議論し ている。

新たな四半期経済見通しを来週公表する英中銀は、利上げを検討す る目安としている7%近くに失業率が低下したことを受けて、どのよう なガイダンスを示すか検討中だ。カーニー総裁は、緊急の金融刺激策の 打ち切りを急がないと述べていた。

英中銀での勤務経験があるベレンベルク銀行(ロンドン)のエコノ ミスト、ロブ・ウッド氏は「全体的に見れば労働市場は引き締まりつつ あり、これは英中銀が以前に言及した時期より早く利上げがあることを 意味している。中銀の予測はかなり大きく外れたため、方針転換がちょ っと求められるだろうが、そこが難しいところだ」と指摘した。

2013年の英経済成長率は07年以来の高水準で、同年9-11月の失業 率は7.1%に低下した。フォワードガイダンス(時間軸政策)が8月に 導入された時点では7.8%で、利上げ検討開始の目安とする7%の水準 には16年まで達しないと中銀は見込んでいた。

原題:Carney Seeks to Preserve Low-Rate Outlook as BOE Holds Benchmark(抜粋)

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