米プルデンシャル:10-12月は4.6億ドルの赤字-国際部門不振

米2位の生命保険会社プルデンシャ ル・ファイナンシャルの昨年10-12月(第4四半期)決算はアナリスト 予想に届かなかった。国際部門の伸び悩みが響いた。

5日の発表文によると、純損失は4億6000万ドル(約466億円) と、前年同期の2億300万ドルから拡大した。株式公開前に販売した保 険の収益や一部投資損益を除いたベースの営業利益は1株当たり2.20ド ルと、ブルームバーグが集計したアナリスト20人の予想平均(2.23ド ル)を下回った。

プルデンシャルは利益の約半分を日本を中心に米国外で稼いでい る。準備金増強のための費用が国際事業の業績を圧迫し、同部門の利益 は前年同期比横ばいとなった。売り上げの指標となる新契約年換算保険 料は38%減少した。

モーニングスターのアナリスト、ビンセント・ルイ氏は決算発表前 のインタビューで「日本の保険市場の問題は米国と同様に成熟市場であ ることだ」と指摘した。

プルデンシャルは円相場など為替レートの変動に伴うコストとし て12億ドルを計上した。円は昨年、対ドルで18%下落した。

同社株は決算発表後の時間外取引でニューヨーク時間午後4時25分 (日本時間6日午前6時25分)現在、0.9%安の81.95ドル。

プルデンシャルの国際保険分野の調整後営業利益は6億4700万ド ル。ライフプランナー事業は準備金を増やすため7800万ドルの費用を計 上した。アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)から買 収した部門の統合に伴う1100万ドルの費用も業績の足かせとなった。プ ルデンシャルは2011年にAIGから生保2社を買収して日本事業を拡 大。日本で一部商品の保険料を引き上げている。

一方、米リタイアメントソリューション・投資運用事業部門の営業 利益は約39%増加し9億9600万ドルだった。

プルデンシャルのウェブサイトに掲載された電話会議資料による と、調整後営業利益に基づく13年の自己資本利益率(ROE)は15.2% となり、ジョン・ストレングフェルド最高経営責任者(CEO)が掲げ ていた13-14%の収益性目標を上回った。同社は資本を買収や自社株買 いに充てることがROE目標の達成に寄与するとの見方を示してい た。10-12月期には2億5000万ドル相当の自社株買いを実施した。

原題:Prudential Posts $460 Million Loss as International Unit Stalls(抜粋)

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