LME亜鉛:11日ぶり上昇-中国の需要増に伴う供給減少観測

5日のロンドン金属取引所 (LME)では、亜鉛相場が反発。前日までは10営業日続落と、25年ぶ り長期下落局面となっていた。中国での需要増加に伴い供給が抑制され るとの観測が広がった。

亜鉛国内最大手の三井金属は、中国の消費増を背景に、長期契約に 基づく2014年のアジアの顧客向けの割増金(プレミアム)を前年比で最 大7割引き上げることで合意した。13年の割増金の上げ幅は15%だっ た。通関のデータによると、昨年12月の中国の亜鉛精鉱の輸入は前年同 月比24%増加した。

T&Kフューチャーズ・アンド・オプションズ(フロリダ州ポート セントルーシー)のマイケル・スミス社長は電話取材で、「中国は金属 を含め、あらゆる物の最大の消費国だ」と指摘。「中国が買うというこ とは、供給減少につながり、常に強気材料だ」と述べた。

LMEの亜鉛相場(3カ月物)終値は前日比0.8%高の1トン =1968ドル。ブルームバーグのデータによると、前日までは10営業日続 落し、少なくとも1989年1月以来の長期下落となっていた。

LMEの銅相場は1トン=7039ドルと、下落率は0.1%未満となっ た。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 3月限は0.1%安の1ポンド=3.1885ドル。

原題:Zinc Rebounds From Longest Slump in 25 Years on Supply Outlook(抜粋)

--取材協力:Jae Hur、鈴木偉知郎. Editors: Joe Richter, Patrick McKiernan

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