きょうの国内市況(2月5日):株式、債券、為替市場

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●日本株5日ぶり反発、新興国落ち着き全業種上げ-好決算トヨタ急伸

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東京株式相場は5営業日ぶりに反発。前日の新興国通貨の上昇や円 高の一服が好感され、米国景気に対する過度の警戒も和らいだ。先物主 導で東証1部33業種は全て高く、自動車や保険など直近の下げが大きか った業種が上昇率上位。個別では、好決算への評価が加わったトヨタ自 動車、パナソニックは急伸した。

TOPIXの終値は前日比23.37ポイント(2.1%)高の1162.64、 日経平均株価は171円91銭(1.2%)高の1万4180円38銭。

東京海上アセットマネジメント投信の久保健一シニアファンドマネ ジャーは、日本株が「為替連動という構図は変わっていない」とし、円 高の勢いが一服しつつある点が評価されたと言う。高値からの値幅調整 も進み、「1ドル=101円台での日経平均のフェアバリュー1万4500- 1万5000円から考えれば、少し下に行き過ぎた」と見ていた。

東証33業種の上昇率上位は輸送用機器、鉱業、電機、保険、その他 金融、卸売、非鉄、銀行、金属製品、不動産など。東証1部の売買高 は37億6119万株、売買代金は3兆3065億円。代金が2日連続で3兆円を 上回ったのは昨年6月以来、8カ月ぶり。値上がり銘柄数は1441、値下 がりは267。

●債券は続伸、長期金利0.6%割れ-日銀買いオペ結果や株一時軟化で

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債券相場は続伸。日本銀行の長期国債買い入れオぺで需給の良さが 示されたことや株式相場が午後に入って一時軟化したことが買い手掛か り。長期金利は2カ月半ぶりに0.6%を割り込む場面が見られた。

東京先物市場で中心限月の3月物は前日比9銭安の144円73銭で開 始し、直後に144円72銭まで下落した。その後は下げ幅を縮める展開。 午後の取引開始後にからプラスに転じ、一時は144円93銭まで上昇。結 局は6銭高の144円88銭で引けた。

現物債市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の332回債利回 りは同0.5ベーシスポイント(bp)高い0.61%で開始し、午前は同水準で の推移。午後に入ると水準を切り下げ、一時は0.595%と昨年11月14日 以来の0.6%割れとなった。その後、いったん0.605%を付けた後も、午 後3時すぎに再び0.595%へ低下したが、0.6%割れの滞空時間は短く、 その後は0.60%で推移している。

三井住友アセットマネジメント債券運用グループの永見哲シニアフ ァンドマネジャーは、「日銀のオペの結果を受けていったん上値をとり にいったが、やはりどうも長期ゾーンの0.6%前後のところや先物の145 円乗せというのは抵抗感があるということで、まだ抜けきれないという 感じではないか」と指摘。「マーケット自体は基本強い」としながら も、週末にかけて米雇用統計など海外の材料が続く中、「0.6%割れを 買い進むにはまだ時期尚早」と語った。

日銀がきょう実施した長期国債の買い入れオペ(総額9000億円)の 結果によると、残存期間「1年超3年以下」と「5年超10年以下」の応 札倍率が前回より低下した。一方、「3年超5年以下」は上昇した。

●ドルは101円台前半、新興通貨高や株高でリスク回避後退も上値重い

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東京外国為替市場で、ドル・円相場は1ドル=101円台前半を中心 に推移。新興市場通貨の上昇や日米株高を受けて、リスク回避的な動き は後退したものの、欧米での重要イベントを控えて、ドルの上値は限定 的だった。

午後3時11分現在のドル・円は101円41銭前後。前日の東京市場の 取引後半に100円76銭を付け昨年11月以来の円高値を更新した後からド ル買い・円売りが優勢となり、この日の朝方に101円77銭までドル高・ 円安が進んだ。ただ、その後は、ドルが伸び悩み、101円24銭まで戻す 場面もあった。

バークレイズ為替ストラテジストの門田真一郎氏は、ドル・円につ いて、「これまでの大幅なリスクオフ(回避)の流れが底入れして、米 国株が上昇し、日経平均株価も上昇した。センチメント(市場心理)の 悪化が落ち着いたことがドルの下支え要因となっている。もっとも欧州 中央銀行(ECB)金融政策理事会や米雇用統計を控えており、方向性 は出にくい」と説明した。

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