ボルカー・ルール実施で一体的対応図る-米当局が作業グループ

銀行の自己勘定取引を規制する「ボ ルカー・ルール」の実施に当たる米金融規制当局は、相互の取り組みを 調整し、銀行側に相違点につけ込まれる可能性を少なくするため、関係 当局などで構成する作業グループを設置した。既に1月23日に初会合を 開いた。

連邦準備制度理事会(FRB)、連邦預金保険公社(FDIC)を 含む5つの規制当局の高官が、5日の下院金融委員会公聴会用に準備し た証言テキストで作業グループの計画の概要を示す。昨年12月に導入さ れた同ルールめぐり、同委共和党メンバーは経済成長と雇用創出を損な うと批判している。

ボルカー・ルール自体が複雑であることに加え、同ルールなど米金 融規制改革法(ドッド・フランク法)に基づく規則の実施で、当局間で 一貫性を欠く対応が生じかねないとして、業界団体や一部議員から不満 の声が上がっており、当局側は作業部会設置で応じることにした。

証券取引委員会(SEC)のホワイト委員長は証言テキストで、 「規制当局で構成するこのグループは、最終規則の解釈と実施で調整を 図る上で、継続的に有益な役割を果たすことになるだろう」と指摘。公 聴会ではFRBのタルーロ理事、FDICのグルエンバーグ総裁、通貨 監督庁(OCC)のカリー長官、商品先物取引委員会(CFTC)のウ ェットジェン委員長代行も証言する。

原題:Volcker Rule Unity Is Implementation Goal of Interagency Group(抜粋)

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