キーストーン計画、環境保護団体が米報告書への反論を準備

カナダと米国を結ぶ石油パイプライ ン「キーストーンXL」敷設に反対する環境保護団体や活動家は、7000 ページ以上に及ぶ環境影響報告書を隅々まで検討し、オバマ米大統領が 同プロジェクトの認可を拒否すべき理由をまとめている。しかし、それ は容易な作業ではない。

業界コンサルティング会社クリアビュー・エナジー・パートナーズ (ワシントン)のマネジングディレクター、ケビン・ブック氏は、1 月31日に発表されたこの報告書によって、54億ドル(約5500億円)規模 の同プロジェクトが早ければ7月にも最終的に認可される可能性が高ま ったと指摘する。

ブック氏は「大統領はテストを実施し、パイプライン計画はそのテ ストに合格した」と語る。

環境保護活動家らは諦めておらず、さまざまな反応を示している。 報告書の結論に反論したり、自らの主張の正当化につながる要素を集め たりするほか、石油業界にとって過度に好意的な内容を記述したとして 米国務省と担当業者を批判する団体もある。

カナダのトランスカナダは5年以上前に、アルバータ州のオイルサ ンド地帯と米テキサスとルイジアナ州沿岸の製油地帯とを結ぶパイプラ インの敷設について認可を申請した。

原題:Keystone Pipeline Foes Seek a Silver Lining in U.S. Report (1)(抜粋)

--取材協力:Jim Efstathiou Jr.. Editors: Jon Morgan, Michael Shepard

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