米綿花生産が増加か-トウモロコシ価格下落で作付け移行進む

米国の綿花主産地であるテキサス州 北部で7000エーカー(約2800ヘクタール)の農地を運営するディー・ボ ーン氏にとって、作付けに影響を及ぼすのは綿花価格の上昇と長引く干 ばつだけではなかった。トウモロコシも綿花栽培に影響を与えている。

トウモロコシ価格は2012年に付けた過去最高値から48%下落。一 方、綿花価格が3年ぶりの安値から反発したことから、テキサス州では 綿花栽培の方がトウモロコシと比較して3倍の利益が出るようになっ た。ボーン氏は、綿花の作付面積を23%増やして過去最大の1350エーカ ーとする一方、トウモロコシは13%減らし2000エーカーとする予定だと いう。これは、世界最大の綿花輸出国である米国の生産が回復すること を示唆している。

ボーン氏は「13年には綿花栽培による利益がこれまでで最大に膨ら んだ。経済状況と天候が要因だ。綿花はテキサス州のような乾燥地帯で よく生育し、価格は堅調さを維持している」と述べた。

ブルームバーグがアナリスト12人を対象に実施した調査の平均値に よると、米国の綿花の作付面積は今年、7.6%増加し1120万エーカーと なる見通し。増加は3年ぶり。米ゴールドマン・サックス・グループ は、供給拡大により3カ月以内に綿花価格が12%下落し1ポンド当た り75セントになると予想している。

原題:Cotton Crop Expanding After Corn Slump Spurs Switch: Commodities(抜粋)

--取材協力:Jeff Wilson. Editors: Steve Stroth, Millie Munshi

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