アジア・太平洋株式サマリー:香港株急落、印株反発-中国休場

アジア・オセアニア各株式市場の動 きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は続落。ハンセン指数が昨年12月の高値から11%下 げ、調整局面入りとされる下落率10%を超えた。米国や中国の製造業活 動を示す指標が市場予想を下回ったことで、世界の株式相場の下げが一 段ときつくなっている。

世界最大のパソコンメーカー、中国のレノボ・グループ(聯想集 団、992 HK)は16%安。同社株の投資判断を少なくとも5つの金融機関 が引き下げた。中国海洋石油(CNOOC、883 HK)は5.4%安。売上 高の多くを米国で稼ぐ衣料品などの納入企業リー・アンド・フォン(利 豊、494 HK)は2.8%下げた。

ハンセン指数は前営業日比637.65ポイント(2.9%)安の21397.77 と、2012年7月以来の大幅な下落率で終了。ハンセン中国企業株(H 株)指数は3.1%安の9509.65。香港市場は春節(旧正月)の祝日のた め、1月31日と2月3日が休場だった。

RBCインベストメント・マネジメント(アジア)のファンドマネ ジャー、テレサ・チョウ氏は「米緩和策縮小とマクロ経済指標の悪化が 投資家心理を損なっている」と指摘。「何らかの安定したマクロデータ を確認するまで、市場は相場持ち直しのきっかけとなる材料探しに引き 続き苦労するだろう」と述べた。

【中国株式市況】

中国株式市場は春節(旧正月)の連休のため休場。取引は7日に再 開される。

【インド株式市況】

インド株式相場は総じて高い。指標のS&Pセンセックス指数は一 時4カ月ぶり安値まで下げたものの、下落は行き過ぎとの見方が広が り、反発して終了した。

インド最大の携帯電話サービス企業、ブハルティ・エアテルは構成 銘柄の中で最大の値上がり。電力会社NTPCは一時、昨年8月以来の 大幅高となった。英高級車メーカーのジャガー・ランドローバーを傘下 に置くタタ・モーターズは上昇。前日の4カ月ぶり安値から一段と下げ る場面もあったが、大きく反発した。

ムンバイ市場でセンセックス指数は前日比2.67ポイント高 の20211.93で終了。16銘柄が上昇したのに対し、13銘柄が下落した。一 時は1.2%安と、日中取引としては昨年10月9日以来の安値まで下げ た。

同指数の相対力指数(RSI、14日間ベース)は28.3に低下。売ら れ過ぎの水準と見なされる30をさらに下回った。RSIが前回30を下回 ったのは昨年8月21日で、それから1カ月でセンセックス指数は13%上 昇した。

【オーストラリア株式市況】

S&P/ASX200指数は前日比90.85ポイント(1.8%)安 の5097.06。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比33.11ポイント(1.7%)安の1886.85。

【台湾株式市況】

台湾株式市場は春節(旧正月)の連休のため休場。取引は5日に再 開される。

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